第79回アカデミー賞
日頃は見ないWOWOWも、この時ばかりはテレビにかじりついて見てしまいます。しかも会社まで休んで。生中継を見ながらアカデミー賞を実況で速報していきますね♪
今年のアカデミー賞はバベル、ドリームガールズ、クィーンがそれぞれ６部門ノミネートされ、ディパーテッドが続く５部門。その後はリトル・ミス・サンシャイン、硫黄島からの手紙が４部門とノミネート数も抜きん出た数も無く全く予想が難しいですね。
でも今年のWOWOWはアメリカ現地迄テレビカメラを入れて入場前のレッドカーペットで菊地凛子のインタビューに続き、渡辺謙と奥様の南果歩も登場。で、やっと総合司会の木村拓哉も登場。今年のWOWOWは力が入ってますし、小林麻央との笑いもありますしね。
レッドカーペットの同時通訳で次々とスターが登場。特に女優陣のドレスが豪華で見事ですね。それに比べて男優陣はみんな同じ黒のタキシードで面白みがないかも。ハイビジョンだから、くっきり見えすぎてハリウッド女優って皺が多いんですね…。
お楽しみのオープニング映像はノミネート陣のインタビュー構成。
ダニエル・クレイグとニコール・キッドマンがプレゼンターの美術賞はファンタジー作品パンズ・ラビリンス。確か映画秘宝に紹介記事がありましたね。
ジャック・ブラックがいつものテンションで俳優陣いじりで大爆笑。プレゼンターなのに歌いまくって踊りまくって目立ちまくってます。メイクアップ賞も引き続きパンズ・ラビリンスが受賞。
ウィル・スミスの息子がプレゼンターの短編アニメ映画はザ・デニッシュ・ポエット。短編実写映画はミュージカルコメディのウエスト・バンク・ストーリー。
音響編集賞に硫黄島からの手紙。録音賞はドリームガールズ。
レイチェル・ワイズがプレゼンターの助演男優賞はリトル・ミス・サンシャインのアラン・アーキン。エディ・マーフィ残念!!
歌曲賞のステージにカーズと不都合な真実が静かな感じで。ドリームガールズが3曲もノミネートされているのでステージは熱唱でしょうね。
キャメロン・ディアスがプレゼンターの長編アニメ映画賞はペンギンのハッピーフィート。トム・ハンクスがプレゼンターの脚色賞はディパーテッド。
アン・ハサウェイが紹介で、ステージ上に実際の衣装を並べての豪華な衣装デザイン賞はマリー・アントワネット。
スティーブン・スピルバーグをカメラマンにクリント・イーストウッドとデジカメでツーショットとは凄い司会者!!撮影賞はまたもやパンズ・ラビリンス。これで3つ目ですね。ナオミ・ワッツが発表する視覚効果賞はパイレーツ・オブ・カリビアン。
カトリーヌ・ドヌーヴと渡辺謙が紹介する第50回外国語映画特集からの受賞作品はドイツの善き人のためのソナタ。スネーク・フライトのシルエットは笑えました。
注目の助演女優賞はジョージ・クルーニーから、やっぱりドリームガールズのジェニファー・ハドソン。大興奮していましたね。
短編ドキュメンタリー賞はザ・ブラッド・オブ・インズー・ディストリクト。長編ドキュメンタリー賞は地球温暖化問題の不都合な真実。
クリント・イーストウッドが紹介する名誉賞は作曲家エンニオ・モリコーネ。当然のスタンティング。イタリア語のスピーチなのでイーストウッドの豪華な通訳付。
ヒュー・ジャックマン紹介の作曲賞はバベル。脚本賞にはリトル・ミス・サンシャイン。まだ未見なので、ぜひ観に行きたいですね。
いよいよドリームガールズの生ステージはメドレーでジェニファー・ハドソンとビヨンセ自ら歌い迫力満点。完全にドリームガールズの復活ですね。ジョン・トラボルタ発表の歌曲賞は、あれれの不都合な真実。予想外の番狂わせでしたね。3曲もノミネートされていたので票が割れたのかな？
ケイト・ウィンスレット紹介の編集賞はディパーテッド。三台のカメラからの編集は大変そう…。そしてジョディ・フォスターからの映画人の映像による追悼式。今村昌平監督やロバート・アルトマンもありました。
いよいよ残り主要部門はフィリップ・シーモア・ホフマン発表の主演女優賞にヘレン・ミレン。さあ主演男優賞は笑福亭鶴瓶にソックリな食人大統領アミンを演じたフォレスト・ウィテカー!!レオナルド・ディカプリオ残念…。
フランシス・フォード・コッポラ、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグの豪華な3ショットのプレゼンターの監督賞は、やったーマーティン・スコセッシ!!サンキューを連発してムチャクチャな喜びようで大興奮してます。本当に欲しかったんでしょうね。舞台袖でジャック・ニコルソンと抱き合う姿は感動的でした。
最後のメインの作品賞はジャック・ニコルソンの自らの口からディパーテッド!!いや〜大好きな作品だけに嬉しいですね♪
今回の授賞式は感動的なシーンも多く、後半の盛り上がりも凄かったです。それぞれにうまく賞がバラけた感じがしましたね。
木村拓哉、小林麻央、ジョン・カビラ三人の総合司会陣も息ピッタリで楽しかったです。
