龍が如く 劇場版・・・★★★★

yasyasyas2007-03-03

3月3日はひなまつり。
別に関係ないけれど、今日から公開される映画は魅力的な作品ばかりで、東京より少し遅れてようやく上映されるさくらんリトル・ミス・サンシャインにアメコミ原作のゴーストライダーなどなど。
そんな強敵ひしめく中、初日に観るべきと敢えて選んだのが龍が如く
人気ゲームソフトからの映画化で、実際にゲームをプレイしたわけでもなく、特別な思い入れは無いんですが、三池崇史監督作品で北村一輝主演の音楽がクレイジーケンバンドなら観るしかないでしょうし、その上、予告編もバカっぽくてそそられますしね。
で、三池監督らしい小気味の良いテンポとアクションに、際立った個性的なキャラクターが合わさって楽しかったです。
特に岸谷五朗の変な関西弁を喋る悪役っぷりは凄みと笑いが共存して主人公より完全に目立っていましたし、荒川良々哀川翔田口トモロヲ、はたまた遠藤憲一松重豊が脇役のはずなのに存在感たっぷりでした。逆にクールで押さえた演技を徹底的にやり通した北村一輝自身も、もっと弾けてみたかったんだろうと思います。その分カッコイイんですけれどもね。
廉価版でゲームも発売されているみたいなので、早速に買ってみたいです。