バベル(2回目)・・・★★★★

一発の悪意の無い銃弾から、モロッコ、メキシコ、日本と話は繋がり、人はぞれぞれ負の部分を持ち合わせながらも、全ては救われるという話を時間軸を微妙にずらしながら、リンクしていく演出方法を改めて感動しました。
菊地凛子の大きな目が印象的で、心の中のわだかまりを一気に噴出すシーンは何度見ても心に響きましたが、噴水公園で薬を飲んでブランコを乗っている当たりから問題の気分が悪くなるディスコシーンへ行く所で、タイミング良く少し離れた座席で寝ていたおっちゃんが急に嘔吐を何回もしてゲ○を吐きまくっていたのは、何ともリアルでいかにも新世界らしかったです(笑)