ニュー・シネマ・パラダイス・・・★★★★

高校二年生の頃に映画に目覚めてから約二十年。今まで一緒に映画人生を過ごしてきた草津シネマハウスが、今月末でもって二十年の歴史に閉館するという悲しい現実を乗り越えるべくふさわしい最後に選んだ作品「ニュー・シネマ・パラダイス」を観てきます。何だか観る前から既に泣きモードですね…。
やっぱり映画館が閉館する時にはピッタリの作品なので夜の９時過ぎにもかかわらす、お客様もほぼ満席状態で凄い人人人。映画そのものは何十回も観ているので、ほとんどの場面を覚えていて、ラストシーンも感動はするも涙は出てきませんでした…。まだまだ自分自身の中では現実を受け止められていないみたいです。今でも実感がわかないというか信じられませんし、なにか諦めたくない気持ちでいっぱいです。
映画館を11時頃に外へ出ると、映画を観ていたお客さん達が思い思いの携帯やデジカメで映画館を外から撮っていた姿に、なんだかジーンと来ました。ネオンをイメージした外観だったので、パラダイス座に似ていて、なんだか映画の続きを見ているようでした。