スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師・・・★★★★

yasyasyas2008-01-20

チャーリーとチョコレート工場での名コンビ。ティム・バートンジョニー・デップで今度はミュージカルに挑戦。
クライ・ベイビー」でミュージカルしていたと思っていたら、実は吹替えだったんですね。ティム・バートン監督は異色ですが「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」でミュージカル経験済ですし、作曲はいつものダニー・エルフマンから離れて、ブロードウェイ・ミュージカル「スウィーニー・トッド」でのスティーヴン・ソンドハイムよるオリジナル楽曲を使っているので、なんだか楽しみです♪
シザーハンズ」が逆に映画からミュージカル舞台になったみたいなので、そちらもぜひ観てみたいですね。ただ、ティム・バートン監督の奥様ヘレナ・ボナム・カーターをやたらと出演しすぎているような…。どうも濱田マリに見えてしょうがないです。
オープニングタイトルからして素敵なんですが、いきなりのミュージカルの歌声から始まり、ジョニー・デップって歌が上手いんだと改めて実感。スウィーニー・トッドの魂の叫びが、重厚なオーケストラ演奏に乗せて復讐への狂気に駆り立てられ、血みどろの世界へとまっしぐらです。
全体的にゴシック調でクラッシクな映画を観ているようで、所々にコミカルな場面もあるものの、ゴッサムシティよりも暗〜いフリート街が独特な雰囲気をかもし出し、明るいミュージカルと思っていたら、とんでもなく暗い暗い血だらけ血まみれのミュージカル映画でした。