2008-09-24 パコと魔法の絵本・・・★★★★ 映画 「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督の最新作。 元々は舞台からの映画化とあって、なんとも舞台特有の大げさな演技が気になってしかたがなかったんですが、観ているとだんだんと慣れてきました。 病院に集まる患者は各それぞれ理由があり、心の奥に深い闇を持っているんですが、パコの笑顔に癒されて、最後は劇でみんな一致団結する姿が涙を誘います。 パコ役のアヤカ・ウィルソンの可愛い笑顔も癒されますが、役所広司のガンコジジイや、狂言回し役の阿部サダヲもハマリ役でした。 前作に比べて切れ味や、けれんみが無くとも、大きな感動が残る作品でしたね。