CASSHERN(キャシャーン)・・・★★★

元々はテレビ・アニメ「新造人間キャシャーン」を実写化にした作品で、

ブライキング・ボス役の唐沢寿明の声で、お馴染みの名セリフ

「たったひとつの命を捨てて生まれ変わった不死身の体。鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる!!」

とテレビのCMや映画館の予告編でカッコよく流れていたものの、本編には一切のセリフが無かったのが、とても残念でした。

オリジナル版と比べると、やっぱりあのヘルメットが無いのが、やっぱり違和感がありますよね・・・。フレンダーも、ただの黒犬だし(笑)
色々、不満があるものの、出演している俳優陣が良かったです。
雨上がり決死隊宮迫博之のセリフの無い演技や、ミッチーこと及川光博の妖しい雰囲気、
博士役の寺尾聰のくら〜い存在感に、相変わらず美しい麻生久美子
たしかにCGバリバリの映像ばかりに話題が集まっていますが、色々な俳優の方を見ているだけでも楽しかったです。
主人公はヘルメットを、かぶっていないので却下ですが(笑)
後、ツメロボとかアンドロイド軍団が昔ながらのデザインで町中を暴れていたのは懐かしく嬉しかったものの、
パンフにあったキャシャーンのフギィアがありましたが、きっと誰も買わないでしょうね・・・。
小学生の小さい子供や、オリジナル版を知らない中高生が多かったのが意外でした。
ゼブラーマンの時は違和感が無かったんですけれどもね。
宇多田ヒカルの旦那さんが監督した映画だったんですが、最初からあまり期待して観てなかったので、見終わった後は割と普通でした。
椎名林檎がサントラで曲を提供しているとあったので、新曲かと思いきや、「茎(STEM)〜大名遊ビ編〜」が、いきなり唐突に、
しかも、ちょっとだけしか使われていなかったのが、なんともいえない感じでしたね・・・。