下妻物語・・・★★★★

のっけからフカキョンが空に舞うハイテンションな映像から始まり、映画自体が暴走気味に展開していく様は、非常に心地よく、
観ていても可笑しいし、笑えるし、とってもスッキリする映画でした。
フカキョンロリータ・ファッションは素晴らしく似合っていて、これまで出演していた色々な映画より、一番生き生きとしていたし、
相手役の土屋アンナのヤンキー役は、ものの見事にハマっていて、もう、これは主人公の二人のキャスティングで勝利したようなも。
脇役の宮迫博之篠原涼子阿部サダヲ荒川良々などが反則的にイイ味を出していましたしね。
ロリータとヤンキーと決して交わるはずのない二人の友情が見ていても気持ちが良く、これは青春映画だ!!と断言できますね。
いやぁ〜改めてフカキョンは可愛いなぁ〜と思ってしまいました(笑)
映画ロケ地の下妻での地元ネタであるジャスコや、本当にある喫茶、貴族の森なんて一度、行ってみたい気にもかられました。
原作者の嶽本野ばらは、ちょっと気持ち悪い方だと思っていましたが、この映画は監督の表現の力の方が大きいかと思います。
中島哲也監督は「サッポロ黒ラベル」(トヨエツの卓球CM)や「私立探偵 濱マイク ミスター・ニッポン」などを手掛けていたので、
CGやスローモーションの演出は、おてのもの。
ここまで突っ走っている映画も久々に観れて、とても気持ち良かったです!!