リアリズムの宿・・・★★★★

鬼畜大宴会」のスタッフでもあり、大阪芸術大学出身という事で気になってはいたんですが、
前々から何かと良い評判を聞く、山下敦弘監督作品を初めて観ました。
冒頭シーンでの駅のやりとりからして、初球ストレートでストライク!!ってな感じでツボに入って、その後は次から次へと面白い事。
つげ義春の原作を現代風にアレンジして、ひょうひょうとした雰囲気はそのままで、
二人のモッサイ自主映画監督と、謎の美少女との3人との息というか位置関係が非常に気持ち良かったです。
まるで「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を観ているような感覚でした。
特に少女役の尾野真千子が、すっごく自然体で良かったです。まさに、こんな映画を待っていました!!