お父さんのバックドロップ・・・★★★

中島らも原作の、なにわド根性プロレス映画。
メインは題名どおり、お父さんと息子の親子愛なんですけれどもね。
宇梶剛士が体をはって、プロレスラーでもあり、お父さんでもあるのですが、
それよりもウマイ子役達や脇役が光って、お父さんが霞んでしまいました。
お父さんのバックドロップが出てくるまで、何度も蹴られては殴られて、とことんやられるんですが、
その痛みが伝わってこないんですね・・・。だからラストシーンは、あまり感動を感じませんでした。
既に亡くなられた原作者の中島らもさんが、散髪屋さん役で出演されていたのが、嬉しかったですね。