アカデミー賞予想

yasyasyas2005-02-23

今年もやってきました!!年に一度の最大の映画祭り「アカデミー賞」の授賞式です。
今年は2月28日(月)の午前9時50分からWOWOWが独占で生中継で放送されます。
(昔はNHKのBSでも放送していたんですがね・・・。)
大胆に恐れ多くもアカデミー賞を予想してみたいと思います。

そもそもアカデミー賞とは、監督や俳優、制作者などのハリウッド関係者で構成された約6000人のアカデミー会員たちの投票によって決まる賞であって、
24部門の中からノミネート作品が選ばれ、受賞作が決定する仕組みになっています。
受賞資格は受賞式前年(2004年)の1月から12月の間にロサンゼルス地区で1週間以上公開された全作品が対象となり、その中から選ばれる訳なんです。

今年の一番の目玉は最多11部門ノミネートの「アビエイター」。
マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の「ギャング・オブ・ニューヨーク」コンビで、意外にも二人とも受賞すれば初受賞。
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞助演女優賞等の主要部門に、ほとんどノミネートされ、一番の有力候補作品です。
次に多いのが7部門ノミネートの「ネバーランド」。
最近、日本でも公開されジョニー・デップの優しさが一面に出ていた作品ですが、こちらは作品賞、主演男優賞の主要部門のノミネートです。
同率7部門ノミネートが「ミリオンダラー・ベイビー」。
クリント・イーストウッドの主演・監督作品で、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞と、多くの主要部門にノミネートされています。
それに続くのが、6部門ノミネートの只今公開中の「Ray/レイ」です。
レイ・チャールズの伝記映画で、作品賞、監督賞、主演男優賞のノミネートです。

主要部門の中で一番気になるのは主演男優賞。
有力候補三人のレオナルド・ディカプリオジョニー・デップジェイミー・フォックスは、どれも実在する人物を演じきり、単にモノマネで終わっていない、映画監督で、飛行機マニアのジョン・ヒューズを狂気の迫力で演じきった、レオナルド・ディカプリオが受賞すると思います。いや、個人的にしてほしいですね。
主演女優賞は「ネバーランド」ではなくて、「エターナル・サンシャイン」のケイト・ウィンスレットに。理由は、この映画が観たいからです(笑)。
助演男優賞は「コラテラル」のジェイミー・フォックスかな?主演男優賞にもダブル・ノミネートされていますが、こっちの方がしっくりときますので。
助演女優賞は「アビエイター」のケイト・ブランシェット。姉御肌のキャサリン・ヘップバーン役を見事に演じきりました。
個人的には「クローサー」のナタリー・ポートマン(マチルダ役の彼女が、もう24歳!!)に取ってほしいんですが・・・。

作品賞には「アビエイター」「ネバーランド」「ミリオンダラー・ベイビー」「Ray/レイ」「サイドウェイ」の5作品がノミネートされていますが、映画的迫力から見ると「アビエイター」がダントツに抜きん出ているので、文句なしに「アビエイター」に。
監督賞もマーティン・スコセッシクリント・イーストウッド等の作品賞とほぼ同じですが、今までに4度も監督賞にノミネートされながら、受賞経験無しのマーティン・スコセッシ監督が「アビエイター」で堂々の監督賞を受賞するはずです。

他に気になる部門として脚本賞に「エターナル・サンシャイン」のチャーリー・カウフマン長編ドキュメンタリー賞に「スーパーサイズ・ミー」。
長編アニメーションの「シュレック2」「Mr.インクレディブル」「シャーク・テイル」(全部CGアニメ)の中では「シュレック2」に受賞してほしいですね。

去年は「ラスト・サムライ」で渡辺謙助演男優賞がノミネートされたり、外国語映画賞で「たそがれ清兵衛」が候補に上がったり、
色々と盛り上がりましたが、今年もそれ以上に盛り上がっていきたいですね。折角の年に一度のお祭りですから。
でも予想が大ハズレしたら、それはそれで恥ずかしいですね・・・。