キング・コング・・・★★★★

ダイエットなのか脂肪吸引手術なのか9才からの夢を叶えたピーター・ジャクソン監督のタイタニックの製作費も越えた3時間20分の超大作を観てきました。
ナオミ・ワッツの大道芸人のパフォーマンスや、常に口が半開き状態が微笑ましいですが、コングと心を通わすブロンド美女を演じきったのはお見事。
ただオリジナルには無い美女の憧れの脚本家エイドリアン・ブロディはいらないと思う反面、監督役のジャック・ブラックは、しつこさが良かったですね。
見せ場は何ヶ所もあるんですが、雷竜のパニック状態、レックスとコングの戦い、谷底の虫の大群、街で暴れてビルいよじ登るコング等々が大迫力で３時間以上の上映時間は飽きる事が無かったです。
予告編にあったシーンや、どうにも繋がらないシーンも多数あって、これまたロード・オブ・ザ・リングなみに１時間以上カットされたシーンもあるんでしょうね。
最近やたら日本語吹替版が目立つのですが、宇宙戦争もそうだったんですが、小さい子供が観ると嫌なトラウマに残りそうで怖いです。
オリジナルの人形アニメーションみたいに可愛いモノではなく、リアルなＣＧなので、気持ち悪いモノは、とことん気持ち悪いです。そこら辺は変に考え込んでしまいます。いらぬ心配だと思うのですが・・・。
ともかくオススメ作品には間違いないです！！