レディ・キラーズ・・・★★

あのトム・ハンクスが主演、しかも監督がコーエン兄弟となれば、期待するなと言うのが無理な話で、映画のデキは・・・。
最近やたらと感動作、大作に出演して大物オスカー俳優となったトム・ハンクスが、
昔を思い出してコメディアンの本領発揮かと思いきや、だだスベリでした。
たしかにコーエン兄弟の味であるブラック・ユーモアは効いていましたが、
ストーリーは全然、練れていなくて、ただのご都合主義。
前作の「ディボース・ショウ」が久々に面白かっただけに、とても残念でした。
後、気になったのがゴスペルのシーンで指揮を取っている黒人が、
どう見てもエディ・マーフィ本人にしか思えないんですが、どうなんでしょうか??
ポスターの写真と映画の雰囲気が全然、合っていないのも、なんだかなぁ・・・。