クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち・・・★★★

2000年に公開されたジャン・レノ主演「クリムゾン・リバー」の続編でも、前作を観なくても、まったく問題は無く、
むしろ観ていたのに、ほとんど内容も覚えていない、そんな映画でした・・・。
新米刑事が「この前の事件の雪崩が凄かったですねぇ〜。犬嫌いは、直ったんですか?」との会話から、かろうじて思い出すぐらいで、
そういえばサスペンス映画では、決してやってはいけないオチだったのを映画を観ている最中に思い出しました。
前作の事は、ともかく、今作品では脚本をリュック・ベッソンが担当しているのですが、ほとんどハッタリ映画。
題名にもなっている「黙示録の天使たち」がローブを被って、超人的な動きを見せるオチは、またまたドンデモなかったり、
クリストファー・リーも、いったい何がやりたかったのかも理解できないし、
キリストかと思ったら、ただの近所の良く似ているオッサンだし、よくもまぁ。こんなにいい加減に作ったなぁ〜と、呆れるばかりでした。
猟奇的殺人のくら〜い感じや、うっとおしい雨の雰囲気は良く出ていたのですが、
最初から、あまり期待していなかったので、評価は普通なのかなぁ・・・。
「レオン」の時のジャン・レノが一番、光っていました。