21グラム・・・★★★

今年のアカデミー賞のノミネートに選ばれた俳優、ショーン・ペンナオミ・ワッツベニチオ・デル・トロの3人の演技合戦が素晴らしく、
観ていても圧倒されますが、時間軸が無理矢理ツギハギにされたのが、なんだか見づらくて勿体ない気がしました。
パルプ・フィクション」や「メメント」では効果的な演出方法でしたが、この映画でやる必要はあったのかなぁ・・・・と。
あらかじめストーリを知っていたので着いて行けたものの、まったく知らなかったのなら果たして理解できていたかどうか不安です。
ナオミ・ワッツのサービス・カット有り、なつかしのシャルロット・ゲンスブールも出演していたりして楽しみもありますが、
全体的には、とても重〜い映画です。
よく失恋した時に、中島みゆきの曲を聴くといいと聞きますが、この映画の場合は、まったくの逆効果で余計に暗くなります・・・。
決して人の命の重さは軽くない、重い重い21グラムでした。