ワイルド・アット・ハート・・・★★★★

もう12日間も映画を観ていなくて、ストレスが溜まって溜まって・・・。
勝手に左目のまぶたがピクピクと痙攣してしまう症状まで出てしまう始末で、
こんなに映画を観ない期間を空けるのも珍しく、リハビリも兼ねてDVD鑑賞で選んだのが、この作品なんですが・・・。
やっぱりデヴィッド・リンチ は天才ですね!!そうキチガイの(笑)
ニコラス・ケイジ(まだ髪はある)とローラー・ダーンの愛のロード・ムービーなんですが、リンチらしく変人さんが大集合で、
意味もなくワケの解らない人が急に登場したり、変な場面に遭遇したりと思わず笑ってしまいます。
一番の変人がウィレム・デフォーで、歯茎が汚く、とっても下品で、パンスト越しの顔なんて最高にイイ顔です!!
全面バイオレンスで血みどろなんですが、音楽のノリも良く、エルビス・プレスリーの曲もあったりして、
ニコラス・ケイジの歌う「ラブミー・テンダー」は必聴ですね。踊りはヘタなんですが・・・。
こんな映画がカンヌ映画祭てグランプリを受賞するなんて信じられないですが、
デヴィッド・リンチが審査委員長をしている時にクエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」が、
グランプリを受賞するんですよね・・・。そして「華氏911」に繋がるワケで。