スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー ・・★★★

初監督、初脚本のケリー・コンランが10年前に4年間もかけてコツコツとパソコンで作ったのが、わずか6分間の作品。
それが映画プロデューサーの目に止まり、あれよあれよという間に映画になったのが本作品で、
監督の怨念というか情熱がこもっています。一度、その6分間の映像が観てみたいですね。
巨大ロボットや空を飛ぶロボットだらけで、スクリーンがほとんど埋め尽くされてしまいます。
特に巨大ロボットの足音なんか「ズシ〜〜ン」と響き渡って、映画館のイスが揺れるぐらいで、ちょっとしたアトラクション気分でした。
ジュード・ロウが主人公スカイキャプテン役で色男ぶりを発揮しまくっております。
逆にヒロイン役のグウィネス・パルトローが、足を引っ張りまくりで邪魔ばかりしてしまいます。
チョイ役ながら存在感たっぷりのアンジェリーナ・ジョリー姐は、ぽっちゃり唇に軍服とアイパッチが恐ろしいほどサマになっています。
話は単純明快で小学生が喜びそうなストーリーで、笑いもけっこうベタだったりもして、楽しませてくれました。
そういえばジュード・ロウは「ロード・トゥ・パーディション」で殺し屋役をしていた時は、気の毒なぐらいハゲ頭でしたが、
いつの間にかフサフサしていました。これってCGなんでしょうか??